決算書の作成

会計ソフトを使えば自動的に作成されます

白の場合は収支計算書、青の場合は決算書と名前は違いますが基本構造は一緒です。
青色申告決算書には白色申告の収支内訳書にはない引当金欄と特別控除欄があります。それ以外の1枚目の記載内容は基本的に同じです。

手書きの場合、1枚目の所得計算欄はここまで作ってきたものを科目別に転記するだけです。
ここでは自動作成されない2枚目以降を中心に説明していきます。

青色申告決算書

帳簿からの転記が終わると差引金額に今期の利益が載っているはずです。
ここまで終わったら2枚目にいきます。青色の決算書は2枚目以降にその年の内容を詳しく説明するページがあります。
それではさくっと説明していきましょう。

月別売上金額及び仕入金額

月ごとの売上と仕入を記載します。帳簿から月ごとの金額を拾ってください。
仕入金額は売上対応の原価ではなくその月に仕入れた金額、同人なら印刷代を記載します。在庫は無視してかまいません。
それぞれ1枚目の「売上金額」「仕入金額」と合計が一致します。

給料賃金の内訳・専従者給与の内訳

解説省略。副業レベルで人件費が発生していないなら書くことはありません。

貸倒引当金繰入額の計算

解説省略。実際に回収不能が発生したときに処理すればいいので計上不要です。

青色申告特別控除額の計算

重要です。これのために青色申告を選んでいると言っても過言ではありません。
差引金額が65万以上なら65万、65万未満なら差引金額を限度に青色申告特別控除額を記入します。
貸借対照表も作りますので65万円控除の欄を使います。
記載した控除額を1枚目の決算書の最後にある青色申告特別控除額の欄に転記します。

減価償却費の計算

減価償却資産がなければ記載不要です。

利子割引料の内訳

事業のために銀行以外から借りた金とその利子の記入欄です。
同人活動には関係ないでしょう。

税理士・弁護士等の報酬

いわゆる「士業」の支払報酬です。
自分で申告していれば税理士への支払いもありませんし、通常は記載するものはありません。

地代家賃の内訳

賃貸住まいで自宅の一部を事務所として家賃の一部を経費にしている場合はここに記載します。

本年中における特殊事情

・今期から売上の計上基準を変えた
・不良在庫を処分して赤字になった
などイレギュラーなことが起こって昨年と大きく金額が違う項目がある場合にはコメントを書いておくといいです。記載しなくてもかまいません。

貸借対照表

手書きの場合は貸借対照表の内容を転記します。会計ソフトを使えば自動的に作成されます。

収支内訳書(白色申告)

帳簿から転記が済むと所得金額まで計算が済んでいるはずです。
内訳などの記載もほとんど青色申告決算書と変わらないので違うところだけ解説します。

売上(収入)金額の明細

青色と違い月別売上でなく年間の売上先と金額を
 金額の大きいものから順に
 売り先ごとに

記載します。具体的には

 イベント・委託販売分は売上先欄を「小売分」等と記載して金額を記載
 書店買取分は売上先欄を「とらのあな」など書店名にして所在地・金額を記載
 DLの著作権使用料などは売上先欄をサイト運営会社にして記載

といったところです。
合計額は1枚目の売上金額と一致します。

仕入金額の明細

印刷屋ごとに記載してください。
合計額は1枚目の仕入金額と一致します。

国税庁HPを利用しましょう

実際の作成は市販の会計ソフトを使うか国税庁の確定申告用のページで必要事項を入力していくことになると思います(もちろん手書きでもかまいません)。
市販の申告用ソフトを使って帳簿をつけていれば1枚目の決算書自体は自動でできているはずです。
青色決算書や収支内訳書のフォームは毎年ほとんど変わらないので前年のソフトでそのまま作ってしまってもだいたい大丈夫です。
国税庁のHPや自宅に送られてきた用紙と書式が大きく違うようであれば国税庁の申告書作成ページで作成しましょう。

青色決算書、収支内訳書の書き方は国税庁のホームページの「パンフレット・手引き」の中に書き方のPDFが有ります。こちらも便利です。


inserted by FC2 system