会計ソフトの選び方

手書きより断然ラクです

その前に同人用として

 ・普通預金口座 1つ

を用意してください。

給与振込用などの普段用と一緒のほうが生活面では楽なのですが、所得管理上はちょっと面倒なんです。
web通帳の口座でも紙の通帳がある口座でもどちらでも大丈夫ですが、全取引が記帳できることが重要です。未記帳がたまると「○件分 計○○円」というように記帳されると取引内訳がわからなくなってしまうので何の証拠にもならず役に立ちません。
委託販売の収入などこの口座に入るようにし、印刷代の振込もできるだけこの口座から行ってください。
カードの引き落としや光熱費はカードの利用明細があれば普段用の口座でもかまいません。

ソフト選び

市販ソフト、シェアウェア、フリーウェアといろいろあります。

「複式簿記」対応の会計ソフトの中から選ぶことになりますが、市販ソフトの一番人気は「弥生シリーズ」です。市販されている青色申告の本にもたいていはこれの体験版がついています。他の市販ソフトがついているのは見かけません。

やよいの青色申告 14 」は9千円〜1万円くらいです。サポート付きでもっと高いのもありますがサポートはまず必要有りません。

毎年それだけ払うのは高いよと思う人がいるかも知れませんが、「申告用」ではなく「記帳用」としてなら買い換える必要はありません。一度買ってしまえばOSが対応している限り使い続けられます。
もちろんソフト購入費用は経費になります。

Vectorにもいろいろなソフトが登録されていますが大半はフリーではなくシェアウェアです。これを書くのにフリーのものをいろいろ試しましたが副業用としてシンプルで使いやすいものは個人的には有りませんでした。

比較的使いやすかったのは エクセル簿記です。ただ細かいところをいじるにはパスワードの載っているマニュアルを買わないといけないので実質シェアウェアに近いです。マクロを使わずopenofficeでも動くのでエクセルを持っていなくて使えます。
多少の簿記の知識がある人ならオススメです。基本的に仕訳日記帳を中心に処理するので簿記の知識のない人だと難しいです。

簿記を知らない人にも使いやすそうだったのが えくしん青色簿記ですが、これは期中処理はやりやすいのですが決算整理がしにくい(マニュアルにちゃんと書いてない)ので素人には手放しではオススメできません。期中処理に限っていえば簿記知識無しでも大丈夫です。
期中は売上帳と経費帳で管理して決算整理で帳尻合わせ、という方法は税務署も認めてる正しいやり方なのでこれも簿記の基礎知識があって決算整理仕訳が切れるひとならこれでいけるでしょう。

ほかには「フリーランスのための超簡単!青色申告 」という本があり、本の購入者は無料で使えるソフトがあります。
ちょっとしか試していませんが、本とセットで使うとソフト自体は結構使いやすそうです。

最近はfreeeなどクラウド系の会計サービスも増えてきているのでそれらも選択肢に入りますね。
一部自動入力とはいえ1年使うと普通のソフト買うより高いので個人的にはまだ時期尚早かなあという気がします。

でもやっぱり弥生が一番

と、ここまでフリーソフトやエクセルでも使えますよ、と書いておいてアレですが、やっぱり弥生が一番ラクです。

個人の確定申告用のソフトは他にもいろいろ出てますし、もう少し安いものもありますが、断然「やよいの青色申告」を推します。
使い勝手や出来ることはおそらく他のソフトも大差ないと思いますが、周辺書籍の充実度が全然違います。 ある程度慣れて「もうちょっと使い方をマスターしてみようかな」と思ったときに弥生は参考書が結構あります。

上でも書いているとおり、ソフトは1万円近くしますが記帳ソフトとして使う場合は毎年買い換える必要はありません
税法は毎年細かいところが変わるので申告の計算は前年版のソフトではできませんが、決算書の作成は前年版でも全く問題ありません。
11月くらいから前年版と最新版が同時に販売されているので決算書さえ作れればいいというのであれば値段の安くなった前年版を購入しても大丈夫です。

※今後、消費税の税率が段階的に上がるため、消費税の申告がある人はその都度買い替えを推奨します。

なお、有料サポートははっきり言って値段分の価値がないので入る必要はありません。ヤフー知恵袋やOKWave、あるいは2ちゃんねるででも訊けば十分です。

ちなみに私が使用しているのは弥生会計の2007年版です。64bit版のWindows7には対応していないようなのでいずれ買い換える必要がありますが、帳簿をつけるのにしか使っていませんので旧バージョンだからといって困っている点はありません。弥生で作ったデータをもとに申告書は国税庁のHPで別に作成しています。

やよいの青色申告は1ヶ月使える体験版がDL可能です。
簿記が全くわからない人でも簡単取引入力という機能を使えば普段の取引は仕訳を意識せずに入力できます。まずはDLしてどんなものか試してみてください。
DLはこちら↓

 マニュアル無しの体験版で手探りでやるのはやっぱりわかりにくいというのであれば3日でマスター!会計ソフトでらくらく青色申告 CD-ROM付 という本があります。こちらはやよいの体験版付きで会計ソフト使用を前提として処理などを解説しています。2009年発行の本なので付録の体験版がちょっと古いのが難点。

弥生の青色申告は初期設定ではいらない科目がいっぱい入っているのでいらない項目はどんどん消してしまいましょう。
現金預金の項目なら自分が現金、普通預金、郵便貯金くらいで十分。棚卸資産も「商品」だけでOK。他にもいらない項目がいっぱいあります。
損益計算の方も絶対に使わない項目がいっぱいあるのでどんどん消してしまいましょう。

同人向け簡易帳簿

上で紹介した「えくしん青色簿記」をアレンジし副業レベルでは不要と思われる減価償却の仕訳などをごっそり除き同人向けにしたexcelのシートを作成しました。
一人でやっている同人レベルであればこれだけで十分いけると思います。
この内容で足りるなら複式簿記の知識はいりません。
マクロは不使用でエクセルの基本的な算式のみ使用です。ですのでopenoffice系のcalc等でも問題なく動作します。
自分の申告に使えればいいや、というレベルで作成していますのであちこちに粗があります。最低限の機能は備わっていると思いますのでよろしければお使いください。

ちゃんと貸借対照表も作成できますので65万円の青色申告特別控除も適用可能です。

doujintax.zip
アレンジ・再配布ともご自由にどうぞ。

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